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形見分けとは?兄弟間で円満に進める方法と注意点

2025.03.15

兄弟で形見分けをする際、どのようにすれば円満に進められるか悩んでいませんか?
故人の思い出の品を巡り、兄弟間でトラブルになるケースは少なくありません。
特に、感情的な面が絡むため、相続とはまた違った難しさがあります。
今回は、兄弟間での形見分けで起こりがちな問題点、円満な分けるための具体的な方法、そして遺産相続との違いについて解説します。

形見分けで兄弟間の円満な分ける方法

兄弟間での形見分け特有の課題とは

兄弟間での形見分けは、姉妹間と比べて異なる課題があります。
姉妹間では、着物やアクセサリーなどの分配をめぐるトラブルが多いのに対し、兄弟間では、過去の両親の対応や兄弟間の不公平感などが、形見分けよりもむしろ相続を巡って表面化する傾向があります。
「自分は○○だったのに、兄は○○だった」といった過去の出来事が蒸し返され、感情的な対立に発展するケースも少なくありません。
そのため、形見分けそのものよりも、兄弟間の関係性や過去の経緯を考慮することが重要になります。

形見分けで兄弟間でもめやすい理由

兄弟間での形見分けのもめ事の多くは、形見分けの品物そのものよりも、公平性や感情的な問題に起因します。
例えば、両親から偏った愛情を受けていたと感じている兄弟は、形見分けにおいても不公平感を抱きやすく、トラブルに発展する可能性が高まります。
また、高価な遺品を巡って争いが起こることもありますが、それ以上に、故人の愛情や思い出の品という象徴的な意味合いが、感情的な対立を招く要因となります。

兄弟間で形見分けを円満に進めるための3つのステップ

1:事前の話し合いと準備
形見分けを行う前に、兄弟間で遺品のリストを作成し、それぞれの希望や感情を共有することが重要です。
誰がどの遺品を希望するか、希望が重複した場合はどのように調整するかなどを事前に話し合っておくことで、後々のトラブルを予防できます。

2: 公平性の確保
遺品の価値だけでなく、思い出の価値も考慮して、公平に分配するよう心がけましょう。
価値の高い遺品は、兄弟間で話し合った上で、くじ引きなど公正な方法で決めるのも一つの方法です。

3:第三者の介入
話し合いが難航する場合は、信頼できる第三者(弁護士や専門家など)に相談し、円滑な解決を図りましょう。
第三者の介入によって、客観的な視点から問題点を指摘してもらい、感情的な対立を避けながら解決策を見出すことができます。

具体的な事例と解決策

例えば、父親の愛用の腕時計を兄弟2人が希望した場合、話し合いの結果、交互に一年ずつ使用するという解決策が考えられます。
また、高価な骨董品を巡って争いが起こった場合は、専門家の鑑定を経て、公平な価格で売却し、その売却益を兄弟で分けるという方法もあります。

形見分けと遺産相続の違いと注意点

形見分けと遺産相続の違いを明確にする

形見分けは、故人の思い出の品を分けるものであり、遺産相続は、故人の財産を相続人が相続するものです。
形見分けは法律上の手続きを必要としないことが多い一方、遺産相続は法律に基づいた手続きが必要です。
遺産相続は、法定相続分に基づいて財産が分配されるため、相続人間で意見が食い違う場合、裁判になる可能性もあります。
形見分けは、相続とは別に、故人の遺志や家族間の合意に基づいて行われます。

遺産相続と絡む形見分けのトラブル事例

遺産相続と形見分けが絡んでトラブルになるケースとして、高価な遺品が相続財産として扱われることがあります。
例えば、高価な絵画や骨董品などは、相続財産に含まれるため、遺産分割協議において争いの対象となる可能性があります。
形見分けとして個別に扱う場合は、その旨を事前に明確にしておく必要があります。

高価な遺品を巡るトラブルとその予防策

高価な遺品を巡るトラブルを予防するためには、遺品リストを作成し、それぞれの遺品の価値を事前に把握しておくことが重要です。
また、専門家の鑑定を受けることで、客観的な評価を得ることができます。
さらに、遺言書を作成することで、故人の意思を明確に伝え、トラブルを未然に防ぐことができます。

形見分けにおける法律上の注意点

形見分け自体は法律上の手続きを必要としませんが、高価な遺品が含まれる場合、贈与税の対象となる可能性があります。
贈与税の対象となるかどうかは、遺品の価値や贈与者の状況などによって異なります。
贈与税が発生する可能性がある場合は、税理士などに相談して適切な手続きを行いましょう。

まとめ

兄弟間での形見分けは、遺産相続とは異なり、感情的な問題が絡みやすく、トラブルになりやすいものです。
円満に進めるためには、事前の話し合い、公平性の確保、そして必要に応じて第三者の介入が重要です。
高価な遺品や相続財産と絡む場合は、専門家の意見を聞きながら慎重に進める必要があります。
遺言書の作成も、トラブル防止に有効な手段の一つです。
この記事で紹介したポイントを参考に、故人の思い出を大切にしながら、円満な形見分けを実現してください。
兄弟間の良好な関係を維持するためにも、冷静で丁寧な対応を心がけましょう。
大切なのは、故人の遺志を尊重し、兄弟同士が互いに理解し合うことです。

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